

夏の強い日差し対策として人気の「リクシル スタイルシェード」。
日差しを遮って暑さを抑えられるし、節電にもつながるのがいいな。
外からの視界をカットできるのも魅力的♪と思っても、「自分で取り付けできるの?」と疑問に思いますよね。
- リクシルのスタイルシェードは、自分で取り付けできる場合がある。
- 壁や窓に穴をあけずに取付できる「アナノン®」構造に対応しているサッシなら、自分でも取り付けが可能。
この記事では、自分で取り付けできる条件と、判断の仕方をわかりやすく解説します。

リクシルのスタイルシェードは自分で取り付けできる?

リクシルのスタイルシェードは、アナノンに対応した窓なら自分で取り付けできます。
アナノンについて説明しますね。
アナノン構造に対応した窓であれば、DIY可能
アナノンとは、リクシルが採用している「壁や窓に穴をあけずに取り付けできる構造」です。
サッシ枠に引っかけるようにして設置するため、工具も最小限で済み、DIYにもぴったりです。
ただし、すべての窓に対応しているわけではなく、アナノンが使えるのは対応サッシに限られます。
次の見出しで、対応する窓タイプについて詳しく解説します。

アナノン構造とは?穴あけ不要で簡単に設置できる仕組み

アナノン構造について、詳しく解説します。
アナノン構造の特徴
- 壁や窓に穴をあけずに取り付けできる
- サッシ枠に金具を引っかけて固定する方式
- ドライバー1本あれば取り付け可能
アナノン構造は、壁面にビスで穴を開ける必要がなく、窓のサッシ枠に専用の金具を「引っかけるだけ」で取り付けできる設計です。
そのため、外壁を傷つけたくない人にも安心。
DIY初心者でもチャレンジしやすいのが特長です。
アナノン対応の窓タイプ(LIXIL公式情報より)

- 単体サッシ(アルミ枠) 半外付型
- シャッターサッシ 半外付型/外付型
これらのタイプであれば、アナノン構造を使ってDIYでの取り付けが可能です。
ただし、「雨戸サッシ」は対応していない場合もあり、サッシの形状によって異なるので注意が必要です。

どの窓ならアナノンで取り付けできる?見分け方のポイント

リクシルスタイルシェードが、どんな窓なら取り付け可能なのか確認する方法をまとめました。
確認方法
- 設計図や建築資料でサッシの型番を確認する
- サッシ枠に刻印された型番・メーカー名を見る
- わからなければ、ハウスメーカーや工務店に確認
アナノンに対応しているかどうかは、見た目だけで判断するのが難しい場合もあります。
お住まいの住宅の設計資料やサッシに刻まれた型番から判断できるケースが多く、判断に迷ったら建築時の業者やハウスメーカーに問い合わせてみるのが安心。
また、LIXILのカタログや販売店で対応窓をチェックするのもおすすめです。
↓こちらの動画では、取り付けチェックパーツというものを使って、取り付け可能かをチェックしていました。
※参考:【動画】窓まわり|スタイルシェード ~自分で簡単取付け(現場調査編)
ただ、どこにでも置いてあるものというわけでもないようで…。
ここで購入してもいいかもと思うショップを見つけたら、問い合わせてみるのもいいかもしれません。
リクシルスタイルシェードの取り付けに必要な道具と作業の流れ

リクシルスタイルシェードを自分で取り付ける場合に必要な道具や、作業の流れを説明します。
必要な道具
- プラスドライバー
- メジャー(巻き尺)
- 脚立(高所に取り付ける場合)
DIYで取り付けを行う際には、基本的な工具のみでOKです。
特別な電動工具などは不要ですが、取り付ける高さによっては、脚立があると作業がしやすいですよ。
作業時間の目安
- 1か所あたり 約30分〜1時間程度
窓1つあたりの設置時間はおおよそ30分から1時間程度。
初めてでも手順通りに進めれば問題ありません。
複数個所の取り付けや、高所での作業になる場合は、無理せず慎重に作業することが大切です。
取り付けステップ(簡略版)
- 窓枠に金具(ブラケット)を取り付ける
- スタイルシェード本体をはめ込む
- シェードを引き下げ、下部をフック等で固定する
具体的な取り付け手順は、製品に同梱されている施工マニュアルに沿って進めるのが確実です。
DIYに慣れていない方でも、1ステップずつ確認しながら進めれば取り付け可能です。
DIYと業者依頼、どっちがおすすめ?

「スタイルシェードを自分で取り付けるか、プロに頼むか」で迷う場合もありますよね。
以下の表では、両者の違いをわかりやすく比較してみました。
比較項目 | DIY(自分で取り付け) | 業者依頼 |
---|---|---|
費用 | 本体代のみ(約3〜5万円) | 本体代+ 施工費(約10,000〜30,000円) |
難易度 | アナノン対応窓なら 比較的簡単 |
どんな窓でも対応可能 (非対応窓でもOK) |
安全性 | 高所作業や工具の扱いに注意が必要 | プロによる施工で安心 |
作業時間 | 約30分〜1時間(1か所) | 同程度かもう少し短い時間 |
自由度 | 自分のペースで好きなタイミングで 設置可能 |
日程調整や立ち会いが必要 |
補足解説
DIYのメリット・注意点
アナノン構造に対応した窓であれば、DIYでも取り付け可能です。
工具もドライバーなど基本的なもので済み、作業時間も1時間以内と短時間。
ただし、高所での作業や力仕事が発生することもあるため、安全には十分注意が必要です。
「手軽に取り付けてコストも抑えたい!」という方にはおすすめの選択肢です。
業者依頼のメリット・注意点

自分での取り付けが不安な方、もしくはサッシがアナノン非対応だった場合は、業者に依頼するのがベストです。
費用はかかりますが、施工の質や安全性の面で安心でき、取り付け後の不具合も少ない傾向に。
特に高所作業が必要な場合や、複数箇所の取り付けがある場合は業者依頼が無難です。
施工費は参考価格なので、事前に業者に見積りをとって確認してくださいね。
どちらを選ぶにしても、「ご自宅の窓がアナノン対応かどうか」を事前にしっかり確認することが大事です。
リクシルスタイルシェードは自分で取り付けできる?まとめ

リクシルスタイルシェードが、自分で取り付けができるかについての情報でした。
- スタイルシェードは、「アナノン構造」に対応した窓であればDIYでの取り付けが可能。
- 単体サッシ、シャッターサッシ(外付・半外付)などが対象。
- 設置に必要な工具もシンプルで、時間も1時間以内が目安。
DIY初心者でもトライしやすい内容です。 - 自宅の窓が対応しているかどうかは、設計資料や窓の型番、施工業者への問い合わせなどで確認を。
「自分で取り付けられるかどうか」は、スタイルシェード購入前に必ず確認しておきたいポイントです。
購入後に「取り付けられなかった…」とならないよう、事前のチェックが成功のカギになりますよ。
